ブラック&ゴールド

飼育モラル



クワガタ・カブトムシの飼育を始めるあたり、下記の事柄を理解していただき、飼育者としてのモラルを守って責任あるクワガタ・カブト飼育を心がけましょう!



クワガタ、カブトムシ飼育に於いての注意点

 1999年11月、「植物防疫法」の一部改正により外国産のクワガタ、カブトムシが身近に飼えるようになりましたが、その反面、放虫または逃虫等の
 問題が指摘されております。
 今では夏になるとお祭りなどのイベントやホームセンターなどでも気軽に外国産のクワガタ、カブトムシを購入する事が出来ますが、購入後最後まで
 飼育していただければいいのですが、「飼育しきれない」「飼育に飽きた」等の理由で外国産の虫を逃がしてしまう事は決して行ってはいけません!
 これはなにも虫に限った事ではありませんが、そういう事を行えば交雑等や、または大きい外国産に国産が生息圏を奪われかねない等、生態系の
 破壊に繋がりかねないという事を理解していただきたいと思います。
 逃虫については外国産は特に力の強い虫たちも多い為、飼育管理するケースも丈夫でしっかりしたものをお勧めします。
 また、小さなお子様と共に飼育を楽しまれる場合は力の強いクワガタ、カブトムシに挟まれて怪我なさらないよう保護者の方は十分注意して下さい。
 折角手にした魅力的なクワガタ、カブトムシ達を最後まで責任を持って楽しみながら飼育してほしいと思います。


上記の放虫・逃虫をなくす上で飼育の際、[ 1.産卵させた時 ] [ 2.♂♀を同じ飼育ケースで飼育した時 ] [ 3.交尾の可能性のある♀(wild
等)を飼育した時 ] この3点の場合は特に注意が必要で、生体そのものは確り管理していても、1の場合はその飼育ケースで使用したマットや材に卵や
幼虫の見落とし等が絶対にないとは言えませんし、産卵目的では無くても23の場合では知らない内に産卵している場合もあり得るので使用したマッ等
を処分する際には必ず燃えるゴミとして処理する事が大事です。

そして最後に...どうしても飼育出来なくなった場合は、可哀想ですが処分するか、最後まで責任を持って飼育管理してくれる人を探すかの二者択一しか
ありません!身勝手な理由で野外に放すことは絶対に止めましょう。